Flaskを使用した基本的なウェブアプリケーションのディレクトリ構成

ウェブアプリケーションのディレクトリ構成は、プロジェクトの規模や使用するフレームワークによって異なりますが、以下はFlaskを使用した基本的なウェブアプリケーションのディレクトリ構成の例です。この構成は、小規模から中規模のプロジェクトに適しています。

myapp/
│
├── app/
│   ├── __init__.py
│   ├── routes.py
│   ├── templates/
│   │   ├── form.html
│   │   └── result.html
│   └── static/
│       ├── css/
│       │   └── style.css
│       └── js/
│           └── script.js
│
├── config.py
├── run.py
└── requirements.txt
  • app/: アプリケーションのメインディレクトリです。
  • init.py: アプリケーションの初期化を行うファイルです。Flaskインスタンスの作成などを行います。
  • routes.py: ルート(URLパスと関数のマッピング)を定義するファイルです。
  • templates/: HTMLテンプレートファイルを格納するディレクトリです。render_template関数で使用されます。
  • static/: CSSファイル、JavaScriptファイル、画像ファイルなどの静的ファイルを格納するディレクトリです。
    • css/: スタイルシートファイルを格納します。
    • js/: JavaScriptファイルを格納します。
  • config.py: アプリケーションの設定を記述するファイルです。
  • run.py: アプリケーションを起動するためのスクリプトです。
  • requirements.txt: プロジェクトで使用する外部ライブラリのリストを記述するファイルです。pip install -r requirements.txtでインストールできます。

この構成は、Flaskの基本的なプロジェクト構成の一例です。プロジェクトが大きくなるにつれて、モデルやビューを別のファイルやディレクトリに分割するなど、構成を調整することが重要です。

Bio

田端厚賢

名前:田端厚賢(Atsuyoshi Tabata)

WordPressを中心に企業様から委託を受けてサイトやサーバーの保守・管理、システム開発を行っています。

2024年4月より東大の松尾研でLLLMの開発プロジェクトに参加しています。

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