基本的なコマンド
Get-Help
: コマンドのヘルプ情報を表示します。例:Get-Help Get-Process
Get-Command
: 利用可能なコマンドのリストを表示します。Get-Process
: 現在実行中のプロセスのリストを表示します。Get-Service
: システム上のサービスの状態を表示します。Set-ExecutionPolicy
: スクリプト実行ポリシーを設定します。スクリプト実行を許可する前に、セキュリティ上の理由からこの設定が必要です。
ファイルとディレクトリの操作
Get-ChildItem
: ディレクトリ内のアイテムをリストします(ls
やdir
と同様)。New-Item
: 新しいファイルやディレクトリを作成します。Remove-Item
: ファイルやディレクトリを削除します。Move-Item
: ファイルやディレクトリを移動します。Copy-Item
: ファイルやディレクトリをコピーします。
スクリプトの作成と実行
スクリプトの基本
PowerShellスクリプトは、.ps1
拡張子を持つテキストファイルです。PowerShellコマンドをこのファイルに記述し、保存後に実行することができます。
簡単なスクリプト例
- テキストエディタ(例えば、メモ帳)を開きます。
- 次のコマンドをファイルに入力します。
Get-Process | Where-Object {$_.CPU -gt 100} | Sort-Object CPU -Descending | Select-Object -First 10
3.ファイルをHighCpuProcesses.ps1
として保存します。
4.PowerShellで、スクリプトが保存されたディレクトリに移動し、
.\HighCpuProcesses.ps1
を実行します。
このスクリプトは、CPU使用率が100を超えるプロセスを検出し、使用率が高い順に10個までリストアップします。