UbuntuでNginxをインストールする方法は次の通りです。
ターミナルを開いて以下の手順に従ってください。
1.パッケージリストの更新
最初に、パッケージリストを更新して最新の情報にする必要があります。次のコマンドを実行してください。
sudo apt update
2.Nginxのインストール
パッケージリストが更新されたら、Nginxをインストールできます。以下のコマンドを使用してインストールしてください。
sudo apt install nginx
3.Nginxの状態の確認
Nginxが正しくインストールされ、実行されているかどうかを確認するために、次のコマンドを実行します。
このコマンドはNginxの現在の状態を表示します。active (running)
と表示されていれば、Nginxは正しく実行されています。
systemctl status nginx
4.ファイアウォールの設定(必要に応じて)
UbuntuがUFWファイアウォールを使用している場合、外部からNginxにアクセスできるように設定する必要があります。以下のコマンドでNginxのフルプロファイルを許可します。arduinoCopy codesudo ufw allow 'Nginx Full'
そして、ファイアウォールの状態を確認します。luaCopy codesudo ufw status
このコマンドの出力で、Nginxがリストされていれば、外部からのアクセスが許可されています。
これで、UbuntuにNginxがインストールされ、基本的な設定が完了しました。
ブラウザを開き、http://localhost
またはサーバーのIPアドレスにアクセスして、Nginxのデフォルトウェルカムページが表示されることを確認できます。
これで、Nginxを使用してウェブアプリケーションをホストしたり、リバースプロキシとして機能させたりする準備が整いました。
nginxの基本設定
Nginx を使用してポート 3000 で index.html
を提供するための基本的な設定は比較的シンプルです。
以下に示す設定例を用いると、Nginx サーバーがポート 3000 でリッスンし、指定されたディレクトリ内の index.html
ファイル(またはその他の静的ファイル)を提供するように設定できます。
まず、Nginx の設定ファイルを編集する必要があります。
このファイルは、通常 /etc/nginx/nginx.conf
にありますが、
または /etc/nginx/sites-available/
内に新しい設定ファイルを作成し、それを /etc/nginx/sites-enabled/
にリンクすることで使用できます。
ここでは、後者のアプローチに基づいた設定を示します。
/etc/nginx/sites-available/
ディレクトリ内に新しい設定ファイルを作成します。
例えば、my_site
という名前でファイルを作成します。- 以下の内容を
my_site
設定ファイルに記述します。この設定では、Nginx がポート 3000 でリッスンし、指定されたディレクトリ(ここでは/var/www/html
を例としています)内のファイルを提供するように設定されます。server_name
を適宜設定してください。
server {
listen 3000;
server_name localhost;
location / {
root /var/www/html;
index index.html;
}
}
/etc/nginx/sites-enabled/
ディレクトリに、/etc/nginx/sites-available/my_site
へのシンボリックリンクを作成します。これにより、設定が有効になります。
sudo ln -s /etc/nginx/sites-available/my_site /etc/nginx/sites-enabled/
- Nginx の設定をテストして、エラーがないことを確認します。
sudo nginx -t
- 設定に問題がなければ、Nginx をリロード(または再起動)して、新しい設定を適用します。
sudo systemctl reload nginx
# または
sudo systemctl restart nginx
これで、Nginx がポート 3000 でリッスンし、/var/www/html
ディレクトリ内の index.html
を提供するように設定されました。
ブラウザから http://localhost:3000
にアクセスすると、index.html
の内容が表示されるはずです。この設定やファイルパスは、実際の環境に合わせて適宜調整してください。