Django で Web アプリケーションを作成する際のAdminLTE3のインストール方法

AdminLTE3は、管理画面向けのBootstrapテーマであり、Djangoアプリケーションに統合することができます。以下は、DjangoプロジェクトにAdminLTE3をインストールする手順です。

  1. AdminLTE3のダウンロード:
    AdminLTE3の最新バージョンを公式サイトからダウンロードします。
  2. プロジェクトのセットアップ:
    Djangoプロジェクトをセットアップします。ターミナルで以下のコマンドを実行します。
   django-admin startproject project_name
  1. テンプレートの準備:
    ダウンロードしたAdminLTE3のファイルから、必要なテンプレートや静的ファイルを取り出してDjangoプロジェクトに配置します。通常、静的ファイルはstaticディレクトリ、テンプレートはtemplatesディレクトリ内に配置します。
  2. settings.pyの設定:
    settings.pyファイルを開き、以下の設定を追加します。
   STATICFILES_DIRS = [
       os.path.join(BASE_DIR, 'static'),
   ]

   TEMPLATES = [
       {
           ...
           'DIRS': [os.path.join(BASE_DIR, 'templates')],
           ...
       },
   ]
  1. URL設定:
    urls.pyファイルを開き、AdminLTE3のテンプレートを表示するためのURLを追加します。
   from django.urls import path
   from django.views.generic import TemplateView

   urlpatterns = [
       ...
       path('adminlte/', TemplateView.as_view(template_name='adminlte/index.html'), name='adminlte_index'),
       ...
   ]
  1. テンプレートの調整:
    AdminLTE3のテンプレートを必要に応じて調整し、Djangoのテンプレート機能と統合します。たとえば、base.htmlsidebar.htmlなどのレイアウトテンプレートを編集して、Djangoアプリケーションの要件に合わせることができます。

これで、AdminLTE3がDjangoプロジェクトに統合されました。必要に応じて、ユーザー認証、データベースモデルの管理、またはその他の機能を追加して、完全なWebアプリケーションを構築できます。

Bio

田端厚賢

名前:田端厚賢(Atsuyoshi Tabata)

WordPressを中心に企業様から委託を受けてサイトやサーバーの保守・管理、システム開発を行っています。

2024年4月より東大の松尾研でLLLMの開発プロジェクトに参加しています。

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