CMS実行環境として、「Kusanagi」はとてもよくできています。
「Kusanagi」について軽く説明しておくと、
プライム・ストラテジー社が開発・提供する世界最速クラスの仮想マシンイメージです。
プライム・ストラテジー社の謳い文句としては、
ページキャッシュ利用時には1秒あたりの同時リクエスト数6万超を実現します。管理画面などページキャッシュ非使用時でもWordPressの実行時間3ミリ秒台、1秒あたりの同時リクエスト数1,000超を実現します。
https://kusanagi.tokyo/
標準のLAMP環境と比べ、ページキャッシュ使用時には数千倍の高速化を実現します。ページキャッシュ非使用時でも10倍~15倍の高速化を実現します。(いずれも4vCPU最大性能時、*1)
Kusanagiとプライム・ストラテジー社にはいつも感謝しています。
Kusanagiの登場以前は、
本当に、WordPressの処理が遅い、遅い問題に特にサーバーエンジニアは、
頭を悩ませていたはずです。
WordPress「使えんクソ!」と言われてました。
いやいや、それはWordPressの問題ではないから、、、
そのために静的にhtmlに書き出したりしていました。
Kusanagiは、キャッシュ機構を使うことで、
ページ速度の表示速度が劇的に早くなるように、
チューニングがされているのです。
サーバーのミドルウェアも全部インストールされ、最適に設定されています。
実績として、旧サーバーからKusanagiに移行してから3年くらいになりますが、
サーバーの運用面でほとんどトラブルが起きた記憶はありません。
AWSやConoha、Sakuraなどの主要なレンタルサーバーでも標準でKusanagiが
入っているので、最近はあまり気にも留めなくなっていました。
今回テスト環境を用意して、ブロックエディターのテストをしていました。
「Snow Monkey Forms」を設置すると、「送信」ボタンが英語になってました。
ホームページからメールを送信することとができる「お問い合わせ」フォームですが、
Snow Monkey Formsの問題かなと疑っていたのですが、
あまりネットでそういうトラブルは見ませんでした。
今回、woocoomerceを導入しても英語になってしまうので、プラグインかサーバーの環境の問題かと気づいて調べたところ、kusanagiの翻訳アクセラレータが原因だとわかりました。
kusanagiを使っていると、標準で、翻訳アクセラレータが
「高速化を有効にする」にチェックが入っています。
「有効」にチェックが入っていると、英語に翻訳されてしまいます。
その場合は、「有効」チェックを外すといいです。
今回は、トラブルが簡単にわかって解決できたのですが、
トラブルが解決できない人は、一生かかってもわからないでしょう。